auto-complete
自動的に補完候補をポップアップしてくれて、そこから語句を選べる。 動画を見るとわかりやすい
Auto Complete Mode for GNU Emacs - YouTube
昔は日本語のマニュアルページがあったのだが、今は見つからない。ここが公式サイトかどうかわからないが、githubのページをリンクしておく。
auto-complete/auto-complete · GitHub
インストール
Emacsのパッケージ管理機能を使ってmelpaからインストールすればよい。
Emacs24のパッケージ管理機能を使う - 計算物理屋の研究備忘録
設定
init.el
に下記のように書いておく
;; ;; Auto Complete ;; (require 'auto-complete-config) (ac-config-default) (add-to-list 'ac-modes 'text-mode) ;; text-modeでも自動的に有効にする (add-to-list 'ac-modes 'fundamental-mode) ;; fundamental-mode (add-to-list 'ac-modes 'org-mode) (add-to-list 'ac-modes 'yatex-mode) (ac-set-trigger-key "TAB") (setq ac-use-menu-map t) ;; 補完メニュー表示時にC-n/C-pで補完候補選択 (setq ac-use-fuzzy t) ;; 曖昧マッチ
必須設定は下の2行だけ
(require 'auto-complete-config) (ac-config-default)
これで使えるようになるはず。auto-completeが有効になっているとEmacsの下の方にAC
と表示される。
デフォルトでも多くのモードでauto-completeは自動的に有効になるが、たまにそうでないモードもあるので、そういうモードに出会ったら手動で(add-to-list 'ac-modes 'text-mode)
のように追加している
auto-completeは自動的に候補をポップアップしてくれるが、トリガーキーを使って手動で候補を出すこともできる。ここでは(ac-set-trigger-key "TAB")
のように、TAB
キーをトリガーキーに設定している
(setq ac-use-menu-map t)
でC-n
/C-p
で補完候補を選択できるようになる
(setq ac-use-fuzzy t)
と書いておけば曖昧なスペルでも補完してくれる。これを使うにはfuzzy.el
が必要になるので、使うならEmacsのパッケージ管理ツールからfuzzy
もインストールしておく