目次
PyQt4のインストール
Linux
Anaconda
pip
からインストールはできないっぽいので、Anacondaをインストールするのが手っ取り早い。
新しくpython環境を整えるなら、pyenv
を使ってAnacondaをインストールするのが楽。
Anacondaを入れるといろんなライブラリと一緒にPyQt4もデフォルトでインストールされるはず。
大量に必要のないものがインストールされるのが嫌な場合は後述のMinicondaがおすすめ。
ちなみにこのときmatplotlibもインストールされる。matplotlibのバージョンが古いのかlibpng15.so.15が見つからないというエラーがでることがあるのでmatplotlibをupdateしておくとよい
$ conda update matplotlib
Miniconda
Anacondaだとかなり大量にいろいろとインストールされてしまうので、必要最小限にしたい場合、pyenv
からMinicondaをインストールするといい。conda
コマンドが使えるようになるので
$ conda install numpy
などで必要なものをインストールする。ちなみに現時点でmatplotlibを入れようとすると、勝手に依存関係からPyQt4をインストールしてくれる。どうやら新しいバージョンのmatplotlibはデフォルトのバックエンドがPyQt4。
Cygwin
Cygwinの場合は、python-pyqt4
(python2の場合)という名前でパッケージが配布されているのでsetup.exeから、またはapt-cygなどを使ってインストールすればよい。
Windows
Cygwinじゃなくて普通のWindowsの場合、Anacondaをインストール。サイトからダウンロードしてきて実行していけばインストールされるはず。
matplotlibrcの設定
matplotlibのデフォルトのバックエンドを変更するにはmatplotlibrc
を少しだけ書き換える。
といっても、Anacondaでインストールした場合はデフォルトでバックエンドがPyQt4になっていたので設定する必要なかった。
インストール方法やバージョンによってはバックエンドがTkAggになっている。PyQt4の方が綺麗で少し機能も多いので変えた方が良い
matplotlibrcの場所はpythonやipythonを起動して
In [1]: import matplotlib In [2]: matplotlib.matplotlib_fname() Out[2]: u'/usr/lib/python2.7/site-packages/matplotlib/mpl-data/matplotlibrc'
このようにすることで確認できる。あとはmatplotlibrcの最初の方のバックエンドの所を
backend : qt4agg
のようにする。これでバックエンドがPyQt4になる。上に並んだアイコンの一番右、チェックマークをクリックすることでマウスでいろいろと操作できるようになる。